絶望心中。

*俺がガンダムだ*

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やっと書けた!
頭が痛いのは、きっとアイツのせいだ。
馬鹿馬鹿しい。何で俺が悩まなければならないんだ。
頭がおかしい。今日は早めに寝よう。



【ロマンサーと憂鬱】



(またいる……)

部活帰り、校門の前。
もう見飽きた独特の黒髪。
見なかったフリをしようとしたら目があった。
アイツ、切原は爛々と瞳を光らせて此方に走ってきた。

「日吉くん!」

うるさい。大声で名前を呼ぶな。
俺は無視をきめこんで、彼の横を素通りした。

「日吉くんってば!」

コイツといると調子が狂う。
嫌だ嫌だ。おかしくなる。
今日も俺は頭を抱えるはめになるんだ、きっと。

「……」

無視され続け、目に見えて肩を落とし、寂しそうにする切原。
何だか、ムカつくけど放っておけなくて。
深く溜め息を一回、俺は彼に声をかけた。

「…何のようだ」

こんな所まで、と俺は問掛けた。
わざわざ神奈川から東京まで出てくるコイツは馬鹿としか言えない。

「やっと話してくれたね」

ずっと無視されるかと思った、と切原は笑った。
さっきまでは萎れたようだったのに、一気に水を得た魚のような顔になっている。
解りやすい奴だ、相変わらず。

「日吉くんに会いたくて」

コイツが来る理由は毎回コレだ。
俺の顔なんて何が楽しいのかわからない。
けど、不思議と嫌な気持ちはしなかった。

「…勝手にしろよ」

はぁ、全く呆れるだけだ。
切原といえば嬉しそうに俺の隣に肩を並べていた。
俺なんかと歩いて楽しいのか、全く理解ができない。
俺も切原も、特に喋ったりはせずに、淡々と歩いているだけだった。
不意に、切原が俺の手を握った。
…手を繋がれた、と気付くには、そう時間は必要なかった。
何するんだ、と言う意を込めて切原を睨んだ。
切原は相変わらずへらへらしている。

「繋ぎたかったんだ」

日吉くんと、と眩しいくらいの笑顔で言われた。
その顔を見たらなんだか断る気も失せて、黙ってうつ向いた。
たまに切原が鼻唄混じりに繋いだ手を揺らすと、少しだけドキリとした。
俺の手より暖かい切原の掌の温度が心地よくて、俺も切原に手を任せた。
指を絡められる。嫌じゃ、なかった。


何時もの交差点までの距離が、長くなればいい、なんて、声には出さないけど。


----------

今度は俺から、会いに行くから。


馬鹿とツンデレの恋に萌えます。

| 15:01 | 小説 | comments(0) | - |
溶ける。
名付けるなら、それは恋の病。


【シンク】


チャイム音が、俺を絶望へ叩き落すのを嘲笑う声に聴こえた。
幻聴 幻覚 妄想。
震えた手。ドアを開けれない。
「いらっしゃい」が紡げない唇。
玄関前で立ちすくむ、自分。
もう一度鳴り響いたチャイムに急かされるように俺は扉にやっと手をかけた。
ギィ、と重い音。
見たくて、見たくなかった顔が見える。

「さな、だ…」

ぐらり、頭が揺れる錯覚。
頭を抱える。重症だ。
真田が大丈夫か、と駆け寄ってくる。
来ないでくれ!
叫びたかった。けど、声が出ない。
ひゅう、と喉から乾いた音がしたのが、最後。
ぐらぐら、地震のようだった。
ふわり、浮いて。沈んで。
おち、た。

目覚めた場所は見慣れない白。
真っ白なそこ。無駄に広い。
そして横には。

「真田…」

心苦しそうな顔の真田。
ああ、俺は倒れたのか。
真田の前で。それで、此処は病院の一室。
きっと真田は驚いただろう。目の前で倒れられたのだから。

「すまない、迷惑をかけて」

そう言えば真田は首を横に振って「構わない」と言った。
今は何も考えたくなくて、俺は真田にニコリ、と微笑んでから枕へ顔を埋めた。
微かに薬品の匂いがして、此処が病院だということを強調していた。
真田はしばらくしたら「お大事に、」と声をかけて部屋から出て行った。

望むなら、このまま白に溶けてしまいたくて。
ドロリ、と溶けて、消えて。
そうしたら、真田は少しは俺を見てくれるだろうか。

痛い白に、俺は意識を飛ばした。


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誰も届かない夢の中で溺れて。

| 23:33 | 小説 | comments(0) | - |
犬と女王様。
やっと完成したぜ…
よつば様へ!大変おそくなってすみません><
素敵な亮のお返しがヘタレな文章で申し訳ないんですが…愛情込めて頑張って書きました!
この二人でSSを書くのははじめてなので、似非ですが宜しければ受け取っていただけると幸いです。
こんなへっぽこブログと相互してくださってありがとうございました!
そしてこれからも宜しくお願いします。
SSは追記においておきますです。


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